会長挨拶

会長写真

第53期会長
おおまつ てつや 
大松 哲也

 賞雅寛而会長の後を継ぎ,第53期日本マリンエンジニアリング学会会長にご指名いただきました大松哲也でございます. 1966年に土光敏夫初代会長により,設立され,多くの諸先輩や関係者の努力により,実績を積み重ねてきた本学会の会長を拝命することは大変な名誉であると同時に重い責任を感じ,身の引き締まる思いです. 本学会は昨年50周年を迎えましたが,海運,造船,舶用機器工業等の海事産業とともに,歩んで参りました.その間,オイルショックや韓国,中国の台頭等,海事産業には厳しい状況が続いたわけですが,海に囲まれた日本にとってなくてはならない産業であり,その技術力で世界をリードして参りました.昨今は環境対策が最重要視される中で,日本の海事産業の技術力はますます期待されていると感じております.そのためにはこれまで以上に産官学が連携し,業界の発展に寄与していく必要があると考えております. 日本マリンエンジニアリング学会は,116社の維持会員,約2,100名の個人会員による産業的な学会であり,会員への貢献が学会として,重要な使命であると考えます. また,今年は,舶用機関国際会議であるISME 2017 TOKYOの開催を予定しています.今回は第11回,6年ぶりの日本での開催となります.ISME実行委員会の皆様には準備に尽力をつくしていただいておりますが,ぜひとも成功させたいのでよろしくお願いします. さて,本学会の事業活動ですが,まず,定期の学会誌の発刊があります.学会誌はもっとも身近な会員への情報提供であり,重要な位置づけと思います.最近の学会誌は編集委員会関係者の努力により,充実した内容であると感じておりますが,今後とも,会員への情報提供サービスの向上を図りたいと考えます. 次に研究委員会活動ですが,第1種,第2種研究委員会は長い歴史をつなぎ,学術的な研鑽,研究,発表の場として,継続されてきました.研究委員会は産学官連携の重要な位置づけと理解しており,ますます活性化させていきたいと考えています. また講演会活動ですが,定期の学術講演会,特別講演会や月例講演会,見学会等,会員サービスの場として,大切な機会となっています.各講演会の内容もさらに工夫も重ね,参加者の拡大が図れればと考えます. 次に技術者教育については,学会として,若手技術者の育成にも貢献し,技術者のCPDポイント評価も取り入れ,啓蒙にも努めています. また,PAAMES(アジア海事学協会連合),AMEC(先進海事技術者会議)への参加,交流,CIMACへ委員会への派遣,IMarEST(英国舶用機関学会)との交流等,国際交流も活発にすすめており,学会として,アカデミックな貢献も行っており,今後とも継続します. なお,当学会も,少子高齢化の影響により,個人会員数が減少しています.毎年入会キャンペーンの成果はでていますが,昨年から学会としてもダイバーシテイーの推進に取り組んでおり,今後は,女性会員,学生会員の増加にも期待したいと思います.今後さらに,この活動の充実を図りたいと考えます. 賞雅寛而前会長の運営方針を受け継ぎ,当学会のますますの発展のために,微力ながら尽くしてまいりますので,学会員の皆様や理事,代議員,各委員,事務局のご支援,ご協力をよろしくお願いします.

略歴
1976年3月 早稲田大学理工学部卒業
1976年4月 石川島播磨重工業(株)入社
2002年7月 同社呉工場船舶海洋設計部長
2011年6月 アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(株)取締役
2013年1月 ジャパンマリンユナイテッド(株)常務執行役員
2016年6月 同社監査役

 

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